2013/04/26

チトワン


ポカラでのんびりしすぎたので直接カトマンズに戻るのではなくチトワンに寄り道することにしました。



ポカラから6時間。



標高1000Mぐらいのポカラからうんと低いチトワンへ。



激アツ。



しかも湿気ムンムン。



夜はちょっと寒いぐらいのポカラからきたらこの不快指数はハンパじゃありません。



ここチトワンはサファリが有名な観光地です。



当初2泊3日で真ん中の日にサファリするつもりでしたが、あまりにも暑いので着いたその日にサファリに行くことに。



1泊2日ですっとばすことにしました。







このちっこいジープに乗っていきます。







途中はのどかな田園風景。



このサファリの売りはトラとサイです。



しかしトラはほとんど見ることができないらしく宿のオヤジは20年で6回しか見たことないと言っていました。



トラはあきらめぎみでめざすはサイです。





はりきる嫁。



ジャングルにはいってすぐにバンビたちと遭遇。



といっても遠すぎて写真とれず。



というか撮ったけど木にまぎれてわからず。



どんどん進んでサイのでるポイントへ。






この湖にサイが現れるらしいです。



しかし待てども待てどもサイ現れず。



おまけにインド人観光客が現れて大声で談笑しだす始末。




嫁が「 ここで騒ぐとシシ神は現れぬぞ 。」とアシタカの台詞を言いだす始末。



この湖で見れたのはこいつ。





ワニ。


最初は木の棒だと思っていたらワニでした。



そのほかにサル。



目新しくない。



蒸し暑さに負けてガイドが言い出す前に撤退要求をだす我々。



トラどころかサイの気配さえ感じれず泣く泣く退散。



しかし神様は我々を見捨てていませんでした。






帰り道いきなりサイ登場。



真ん中のちっこいやつサイです。



望遠のぜんぜん足りずこのサイズ。



でも肉眼では結構見えました。



なんだかんだでサイみれてラッキーなサファリでした。






サイの写真小さかったんでこいつ撮っときました。



あ、それとゾウはついて3分ぐらで見れました。




観光客のせるやつがまちを普通に歩いております。



翌日チトワン弾丸ツアー終えて一路カトマンズへ。



2013/04/21

ポカラ


ポカラにきました。






はい。まちからヒマラヤがちらっと見えます。



カトマンズでのんびりしたにもかかわらずさらにのんびりするつもりです。



しかし一番の目的はトレッキング。



当初、アンナプルナって山の方にいくつもりでいたのですが、パーミット代が一人4000ルピーかかるということが判明。



一泊二人で350ルピーの我々の生活からするとこれがとんでもない金額だということがわかって頂けるでしょうか。



なやんでいると宿のオーナーがパーミットのいらないいいかんじの山あるよと言ってきます。



これは迷わずそっちへということでパンチャセというマイナーなトレッキングをすることに。



バスでトレッキングコース入り口へ。






トレッキングやっぱ楽しい。(きつくないやつ限定)



棒を拾ってごきげんの嫁。




薪を盗んでいる写真をとってくれというのでとりました。



どんなテンションなんでしょうか。



マイナールートなので他のトレッカーにまったく会いません。



周辺の村人らしき人たちに聞きながら進みます。






自然はやっぱ気持ちいい。





尾根伝いの先に集落があったりします。




ところどころに水牛がいます。




こいつらがインド人ばりのガン見をかましてくるのでちょっと怖いです。






石垣に逃げる嫁。






無事通過です。



そうこうしているうちに一時過ぎから天候悪化。



雨が降り出します。



しかも道に迷う。



二時間以上さまよって結局ひとつ前の集落にもどりました。



そうです。プチ遭難です。



文章にするとかなりチープですが、当人たちはマジです。



ぼくは半分以上野宿覚悟してました。



まあ無事に宿も確保できた翌朝です。





なかなか絶景。



目的のビューポイントではないのですがこれはこれでなかなか。



朝飯をくって当初の目的地目指します。



4時間かかると言われていたので二時間半の時点でついた集落の人に道を尋ねました。



しかしなんか話しがかみあわない。



よくよく聞いているとなんとそこが目的地でした。



意外と近くてラッキー。







いいかんじの宿です。






いいかんじのおばちゃん達です。



肝心の山の景色というと。



翌日の方がよく晴れていてきれいでした。



なので写真は割愛させて頂きます。



そしてポカラのまちにもどりました。



二泊三日のトレッキング。



おれたちにはちょうどいい軽めのやつでした。



このあとさらに5日ほどのんびり過ごし、ポカラを後にします。



なぜか最後の前日の山が一番きれにみえました。





空が青い。





アップ。





もういっちょアップ。



このブログでは山メインなかんじですが、実は宿の近くのお茶屋さんがメインのポカラ滞在でした。




毎日お世話になりました。

2013/04/11

カトマンズ


ダラムサラをでてデリーに一泊。


約二ヶ月すごしたインドとお別れです。



次の国ネパールへ。



フライトでカトマンズ目指します。




通常バックパッカーはバラナシからカトマンズへバスで行くのが王道ルートですが、我々は飛びます。




もっかいバラナシ行くのめんどいし。




というネガティブな理由は置いといて、フライトを選んだ理由はこれです。





ヒマラヤ山脈。



そうです。空から見たかったんです。






アップもどうぞ。



一時間ちょいのフライトですが、予想外に機内食でたり、なぜか着陸できず何度も旋回していたのでたっぷりヒマラヤ見れたりといいこと尽くし。




そうです。過酷な旅は歴戦の勇者たちにまかせてぬるま湯バックパッカーはぬるーく行くのです。




そしてカトマンズ到着。




ここは後で戻ってくることになっているのでさっさと次のまちにいくつもりだったのですが、気づけば1週間滞在してました。




日本食マジックなのかカトマンマジックなのかはいまだにわかりません。




連日のだらけっぷりをお伝えするのはあまりにも忍びないのでちょっとだけした観光の部分をクローズアップしてお送り致します。




ネパールで一番でかいストゥーパ。





ボダナートです。でかすぎ。






円形のストゥーパのまわりをカラフルなみやげ物屋が囲んでいます。





こちらもでかすぎ。





こいつはかわいいサイズ。



最近こいつ見つけると必ず廻します。



まち歩きしているとチョイチョイお寺やストゥーパ見かけます。





ちっこいやつ。というかさっきのボダナートがやっぱでかすぎ。





お寺。なんかひもたれてます。





このお寺のすぐ近くの布屋。



ひろげすぎ。



別の日。


たまに病弱な側面を発揮するおれをおいて嫁が見て来たお祭りの模様を。





バグダプルってとこらしいです。





昔の都。京都的な感じでしょうか。





おじさん達の音楽隊。





日本で言うところの神輿でしょうか。





こども神輿。



このへんは万国共通ですね。






みんなでなんか引っ張ってます。





この棒を立てるのがこのお祭りのメインイベントだそうです。



この後数時間。



待てども待てども棒が立ち上がる気配がせず、結局祭りのクライマックスを見ずにカトマンズに戻ってくる嫁でした。



こんなかんじのカトマンズ第一弾。



またもどってきまーす。


2013/04/04

ダラムサラ


ジャイプルからデリーを経由してダラムサラに来ました。



本来ならば今回の旅の中でチベットに行きたかったのですが、現在の日中間の問題や我々のの日程、予算など考慮した結果諦めることにしていたので、ここダラムサラだけは絶対来たかったところです。



そうですここは現在チベット亡命政府のある場所でダライ・ラマ氏の住んでいるところなのです。



とはいっても多忙なダライ・ラマ氏はほとんどダラムサラにはいないみたいですけど。



いいんです。少しでも憧れのチベットを感じたくて来たのです。



実際チベット人が住んでいるところはダラムサラからさらに500メートル高い場所にあるマクロードガンジというまちらしいです。



大きな期待を胸にたどり着いたマクロードガンジはというと。



天国でした。



ここはほんとにインドなのかとうたがってしまいました。



インドが地獄だ!なんて言っているつもりは全くありませんが同じ国とは思えない程ダラムサラが良すぎて。



なにが良いかといいますと。



まちがきれい!



空がきれい!



空気がきれい!



人がうざくない!



それだけ?と思われる方がいると思いますが二ヶ月近くインドを放浪するとこれだけの違いで天国を感じてしまうのです。



一番驚いたのは土産物屋の対応がぜんぜんうざくないことです。



通常のインドの土産物屋の場合。



店のオヤジ:こんにちはー!見るだけー!見るだけー!



おれ:これいくら?



店のオヤジ:○○○ルピーだよ!



おれ:いらない。



店のオヤジ:いくらなら買うんだ?



おれ:値段尋ねただけだからありがとね。



店のオヤジ:いくらなら買うんだ?



おれ:いや、だからいらないよ。



店のオヤジ:いくらなら買うんだ?



おれ:いらないって言ってるでしょ。



店のオヤジ:オッケー、じゃあ○○○ルピーで手を打とう。



おれ:……。



このように値段を聞こうものなら大変な労力を使うことになります。



しかもこのやり取り後に店を出る時のオヤジの冷めた目つき。



見るだけー!の意味ほんとに知ってんのかよと思ってしまいます。



しかしここマクロードガンジ場合。



おれ:これいくら?



店のオヤジ:○○○ルピーだよ。



おれ:そっかありがとう。



店のオヤジ:うんありがと。またねー!



おれ:?????? 



はじめはたまたまうざくない人にあたったんだと思いましたが、どの店でも同じ対応。



マクロードガンジでは見るだけー!がほんとに存在します。





毎日通った石屋。



このオヤジもかなりナイスでした。




珍しく前置きが長くなりすぎたんで、得意の写真攻めいきたいと思います。







まちの真ん中にある寺院。





まちの雰囲気こんなかんじです。






そしてヒマラヤの山が見えます。



天国気分でまち歩きしておいしいモモ食べるとこんな顔になります。





ブサイクですみません。



これがおれの幸せを感じている顔です。



まちのはずれにある大きなチベット寺院へもいきました。






入り口付近にあったやつ。





ちょうど僧の方々がお経読みながら音ならしてました。






こいつを廻しながら一周します。






中は神聖な雰囲気で満ちてます。





ここがおそらくダライ・ラマ氏のお家です。たぶん。






この絵のなかにもダライ・ラマ氏のメッセージが書き込まれています。



翌日山を見るためにトレッキングへ。



さんざん道に迷ってお店のあるところまできました。



しかしそこのオヤジが言うにはここから五時間、帰りは三時間かかるぞと。



そのときすでに12時前。



無理だ。暗くなってしまう。



そこでオヤジがいうには別のルートの先に寺があってそこもナイスだと言ってくる。



迷わず予定変更。



これを意思の弱さととるか、フットワークの軽さととるかはあなた次第です。





軽いかんじの山道をいきます。





途中にチベットの旗。



そして寺到着。



しょぼい。



景色はいいが寺はしょぼすぎて写真も撮っていません。



しかも曇ってて山見えず。



そこで一服していると大量のチョウチョの群れが山の方から飛んできます。



やっぱここは天国。






そこから見えたこの小山。



山頂にチベットの旗が小さく見えます。



もちろん登ります。



小さな山には俄然強気です。



頂上に着いてみると。






馬がいるーーーー!



首に鈴ついてるやつもいたんでもちろん野生の馬ではないのですが、山頂のちょっとしたスペースに五頭の馬。



そして無人。



しかも1頭がめちゃめちゃ人懐っこい。



おれたちを恐れもせず向かってきては戯れようとします。





あっちからよって来てからの2ショット。





激しくスキンシップ。



あまりにも激しいのでこうなります。





転倒。



なさけない姿を嫁に見せてしまいました。



そして帰り際に別の馬からお馬さんキックされました。



骨折する程危険なので馬の後ろに立ってはいけないという話しは聞いていましたが、奇跡的に無傷。



しかも完璧にふとももを蹴られたのにまったく痛くもなく。



リスクを負うことなく死ぬまでにやりたい100のことの内のひとつである馬に蹴りをくらうをクリアーです。



蹴られた後に100の中に加えられたことはもちろん秘密です。






まちの全景。



この山のなかの小さなまちがチベット亡命政府の中心地。



三泊だけだったけどとっても楽しかったダラムサラ。



一日でもはやくチベット問題が解決することを願いつつ次の目的地へ。



最後にかっこいい嫁の写真を。







さすが堂々としてます。